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社会とアート:アートが繋ぐコミュニティ
- 登壇者:菊池宏子、レベッカ・ラマルシュ-ヴァデル、田口美和、ジャスティン・ヨウ
さまざまな領域横断的な取り組みがなされる現代社会における、アートを起点とした多彩なコミュニティのあり方とは。今フランスで話題のスペース、ラファイエット・アンティシペーションの芸術監督であるレベッカ・ラマルシュ・ヴェデル氏、台湾を拠点に循環型経済におけるカルチャーとビジネスをつなぐキーパーソンとして活躍するジャスティン・ヨウ氏、アートコレクションの活用を通じた社会貢献に取り組む田口美和氏、またアーティストとしてコミュニティ・エンゲージメントを軸とした多くのアートプロジェクトに携わってきた菊池宏子氏を招き、お話を伺います。
登壇者:
菊池宏子(アーティスト/NPO法人inVisibleクリエイティブ・ディレクター)
レベッカ・ラマルシュ–ヴァデル(Lafayette Anticipationsディレクター)
田口美和(タグチアートコレクション共同代表)
ジャスティン・ヨウ(Plan b Inc. シニア・パートナー/Alife Holding Co., Ltd. 創立者兼CEO)
登壇者プロフィール
- 菊池宏子
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東京都生まれ。1960年代のアメリカにおける前衛芸術運動(フルクサス、社会彫刻)、パフォーマンスアートの影響を強く受ける。アジア・アーツ・イニシアチブ、ロサンゼルス・カウンティ美術館、イエルパ・ブエナ芸術センターなど、地域に根差す文化施設と連携プロジェクトを多数展開。他、MITリストビジュアルアーツセンター、ボストン美術館、バークレー美術館、あいちトリエンナーレ2013、森美術館など、国内外にて社会教育・コミュニティ・エンゲージメントを軸にした事業に従事。ボストン大学芸術学部彫刻科卒業、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了。
Web: NPO法人インビジブル
LinkedIn: Hiroko Kikuchi
- レベッカ・ラマルシュ-ヴァデル
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ギャラリー・ラファイエットにより創設された財団、ラファイエット・アンティシペーションのディレクター。これまでに、マルグリット・ユモーとジャン=マリー・アプリウ展、2021年マルタン・マルジェラ展、2022年シプリアン・ガイヤール展などのキュレーションを手がけている。
2021年にはリガ国際現代美術ビエンナーレ(RIBOCA)のチーフ・キュレーターを務めた。
2011年から2019年までパレ・ド・トーキョーのキュレーターを務め、毎年開催される全館を使った大規模個展「カルト・ブランシュ」シリーズとして、トマス・サラセーノによる「ON AIR」展(2018-2019)や、世界最大の身体芸術の展覧会となったティノ・セガールの個展(2016)などを開催した。
Web: Rebecca Lamarche-Vadel
- 田口美和
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社会福祉関係の現場実践・教職を務めた後、2013年頃よりミスミグループ創業者である父田口弘が始めた現代アートコレクションの運営実務を担う。国内各地の美術館の要請に応じてコレクション展を開催。2020年8月タグチ現代芸術基金を設立し、小中学校へのデリバリー展覧会等コレクションの公益性をより高める活動を開始した。コレクションを通じて人々のアートリテラシー向上に貢献することや、教育への導入につながる活動に関心がある。現在、アートプラットフォーム”South South”アンバサダー、サンパウロビエンナーレ・インターナショナルアドバイザリーボードメンバー、東京現代アドバイザリーグループメンバー、スタートバーン株式会社シニア・アドヴァイザー、等を務める。
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- ジャスティン・ヨウ
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連続起業家として、また多分野に対しての投資家として活動し、台湾の行政院から青少年諮問委員会にも招かれている。2010年、持続可能な経済発展を戦略的原則とするコンサルタント・プランニング会社、Plan b Inc.(www.theplanb.cc)を設立。長年にわたり、国内外の有名企業、非営利団体、政府部門などさまざまな分野に向けて幅広いソリューションを提案している。2021年、Alife Holding Co., Ltd.(www.alife.cc)を設立し、住宅やオフィスのレンタルサービスをはじめとして、あらゆるライフスタイルのソリューションを提供する。
Web:
Plan b
Alife
Instagram:
Plan b
Alife
Facebook:
Plan b
Alife
ジャスティン・ヨウ -
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Talks アーカイブ
https://youtu.be/fqk2FaCbjtY -