茶花とは、茶の席に挿れられる花のことです。
花は、枝先に咲いた座敷を抱く思想であり、茶は、人同士を融合させる明るい性格を持つものです。
両者に流れているものは水であり、その水によって二つのものが一つになるのです。
茶と花が、それぞれをたして一つとなるものであるならば、どちらかが欠ければ半分となったと感じるでしょう。
茶室でもある鴨半、池半には「半」という字が共通のものとして使われています。
今回の花会のテーマは、相手が内にあるようにと他を思い、自らを半分にした直ぐなる心の(素直になった)花姿のことで、これを「半花」と名付けました。
杉謙太郎