17:00−18:00
文化交流地点としての京都
- 登壇者:青木淳、林保太、加藤泉 | 進行:山下有佳子
京都は、国際的な観光都市であり、芸術祭やアートフェアを通して国内外の芸術文化に出会うことができます。この文化交流地点としてのポテンシャルについて、美術家の加藤泉氏、京都市京セラ美術館館長で建築家の青木淳氏、文化庁文化戦略官の林保太氏を迎え、ACKディレクターの山下有佳子とともに、これからの展開の可能性を見つめます。
登壇者:
青木淳(建築家/京都市京セラ美術館 館長)
林保太(文化庁 文化戦略官/芸術文化支援室長)
加藤泉(美術家)
進行:山下有佳子(ACKプログラムディレクター)
登壇者プロフィール
- 青木淳
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1956年神奈川県生まれ。東京大学工学部建築学修士修了。磯崎新アトリエ勤務を経て、1991年、青木淳建築計画事務所(現在はASに改組)を設立。 主な作品に「青森県立美術館」、「大宮前体育館」、「三次市民ホールきりり」、西澤徹夫との協働による「京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)」、ルイ・ヴィトンの一連の店舗など。1999年及び2021年と2度、日本建築学会賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣新人賞、2020年に毎日芸術賞を受賞。東京藝術大学建築科教授、京都市美術館館長。
Web: AS Co.Ltd. -
- 林保太
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1994年から文化庁勤務。文化財保護施策担当を経て2003年、河合隼雄文化庁長官(当時)が提唱した「関西元気文化圏構想」立ち上げを担当。2013年8月から、日本における現代アート振興政策立案に向けた調査研究に継続的に取り組み、その成果を基に組成した「文化庁アートプラットフォーム事業(2018~22年)」の推進を担当。2021年7月から現職。
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- 加藤泉
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1969年、島根県に生まれ。東京、香港を拠点に活動。
主な個展として、Red Brick Art Museum (北京、2018年)、Fundación Casa Wabi (プエルト・エスコンディード、メキシコ、2019年)、原美術館/ ハラ ミュージアム アーク(東京/群馬、2館同時開催、2019年)、SCAD Museum of Art (サバンナ、米国、2021年) 、ワタリウム美術館(東京、2022年)など
Web: 加藤泉
- 進行:山下有佳子
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1988年東京都生まれ。京都で茶道具商を営む家庭に生まれる。
ロンドンのサザビーズ・インスティチュート・オブ・アートにてアート・ビジネス修士課程を修了。サザビーズロンドンでのインターンを経て、サザビーズジャパンにてコンテンポラリーアートを担当。主にオークションの出品作品収集及び営業に関わり、ヨーロッパのオークションにおける戦後日本美術の取り扱い拡大に携わる。2017年−2022年『THE CLUB』のマネージングディレクターを務める。
2020年に京都芸術大学の客員教授に就任。2022年に「Art Collaboration Kyoto」プログラムディレクター、「京都市成長戦略推進アドバイザー」に就任。 -
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Talks アーカイブ
https://youtu.be/xQAIlXZ9G4E -