Talks

14:00−15:00

アート セオリー “エコロジカル・シンキング”

「植物の生の哲学」や「メタモルフォーゼの哲学」で注目を浴びる哲学者のエマニュエーレ・コッチャ氏と、金沢21世紀美術館館長であり、新しいエコロジーとアートについての理論を展覧会を通して実践する長谷川祐子氏を迎え、持続可能な社会についての考察が進む昨今の思想的動向とアートの関係について考えます。

登壇者
エマヌエーレ・コッチャ(哲学者/パリ社会科学高等研究院(EHESS)准教授) *オンライン参加
長谷川祐子(金沢21世紀美術館 館長)

 

登壇者プロフィール
 

エマニュエーレ・コッチャ

東京大学、ブエノスアイレス大学、デュッセルドルフ大学、コロンビア大学、ハーバード大学の客員教授を歴任。
著書に『La Vie sensible』『The Life of Plants』『Métamorphoses』『Philosophie de la maison』など。
最近では、アニメーションビデオ『Quercus』(2020年、Formafantasmaとの共同制作)、『Heaven in Matter』(2021年、Faye Formisanoとの共同制作)、『The Portal of Mysteries』(2022年、Dotdotdotとの共同制作)の制作にも参加している。2019年、パリのカルティエ現代美術財団で開催された「Trees」展に参加。第23回ミラノトリエンナーレのカタログ『Unknown Unknowns: An Introduction to Mysteries』を編集した。

© Frank Perrin
長谷川祐子

キュレーター/美術批評。金沢21世紀美術館 館長/京藝術大学名誉教授/総合地球環境学研究所客員教授/国際文化会館アートデザイン部門アドバイザー。
京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、多摩美術大学芸術学科教授、東京都現代美術館学芸課長及び参事、東京藝術大学国際芸術創造研究科教授を経て、2021年4月から現職。ヴェネツィア大学客員教授(2023年)。犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター。文化庁長官表彰(2020年)、フランス芸術文化勲章(2015年)、ブラジル文化勲章(2017年)を受賞。
これまでイスタンブール(2001年)、上海 (2002 年)、サンパウロ (2010 年)、シャルジャ(2013年)、モスクワ(2017年)、タイ(2021年)などでのビエンナーレや、フランスで日本文化を紹介する「ジャパノラマ:日本の現代アートの新しいヴィジョン」、「ジャポニスム 2018:深みへ―日本の美意識を求めて―」展を含む数々の国際展を企画。

©Gen de Art

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https://youtu.be/A1RwdfIcuPE

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